恋する檸檬の抹茶パフェ@茶房こいし
久々に京都へショッピング。大阪に手ぶらで帰るのはもったいないのでしばしスイーツタイム。
祇園にあるお店で舞妓さんも足しげく通うという噂の飴屋「家傳京飴・祇園小石」に併設されたカフェにお邪魔しました。
もうすぐオーダーストップの日ぐれどき。明るく照らされた暖簾がまるで金屏風のよう。
・恋する檸檬の抹茶パフェ 税込1,330円
舞妓さんのように、スラっと高く伸びた細身のグラス。
むしろ芸子さんやな。
(そこ、どっちでもええわ!)
小脇に携えているのは、特製檸檬みつ。
さながら芸子さんが持ち歩くお座敷かごのようです。
これはお好みでかけますが、濃密な甘酸っぱさ。よく見ると細かい果肉や皮が入っています。
パフェの“花かんざし”を構成するのは、抹茶クッキー、ホイップ、あずき、白玉・抹茶白玉……。
さりげなくレモンが添えてあるのが「粋どすなぁ」って感じ。
抹茶クッキーも、濃くてお口に広がる感じ。これはただならぬ予感。
バニラ・抹茶アイスを食べ進めたあたりで、メインの檸檬プリンが登場します。
ほんのり酸味のあるプリンは実に斬新。大胆に回しかけた檸檬みつとの相性が半端ない。
これだけでも市販されていないかしらと、すっかり両の目がハート状態です。
脇役がまだまだかくれんぼしていました。あんずがひょっこりお顔を出します。
グラスを横から眺めても、鮮やかなオレンジ色が映えますね。
フツーの王道なパフェなら底上げ目的のシリアルゾーンですが、抹茶プリンとレモンの寒天が敷き詰められています。
抹茶プリンは弾力があってほろ苦さと甘味が楽しめる一方、透明な檸檬寒天はひかえめな酸味が感じられます。
幾度となく押し寄せる酸味と甘味、ほろ苦さのコラボは食べるものを決して飽きさせない、無駄がない洗練されたパフェでした。
食べ終わる頃には、すっかりスタンディングオベーション。
(ほんまかいな。洋式の賛辞は祇園に似合わんわ)
レジの時、おかあさんに飴ちゃんを2個手渡されました。
おおきに、おかーさん
うち、大好きどすねん
(それ、西村のエイセイボーロのCMな!)
ごちそうさまでした。